はじめてのヲタかつ 〜What is ももクロ?〜

2016年1月3日突如ももクロにハマった女が歩む、ヲタクへの道のりの記録

新しい青空へ

 

こんばんは。いもです。

 

 

 

月日の経つのは早いもので、ももクロちゃんが4人になってからいつの間にか2年が過ぎました。

 

 

今回はせっかくなのでこの辺りのお話を。

 

 

 

 

 

 

私がももクロちゃんにハマった2016年は杏果ちゃんがソロコンサート ココロノセンリツをスタートさせた年。

 

自分で作った曲も披露し、大好評でしたよね。

 

 

でもこのももクロ内でのソロ活動を通して私が一番強く感じたのは、杏果ちゃんと「ももクロ」はやっぱり違いすぎるということ。

 

 

これまでのブログでちょこちょこ書いているのですが、「ももいろクローバーZ」というグループの魅力の一つは精神力が人間離れしていることだと思っています。

ももクロにハマった理由を考えてみました - はじめてのヲタかつ 〜What is ももクロ?〜

楽曲も、しっとり系の曲でさえ歌詞の根幹は「絶対できる!前向きに頑張ろう!」みたいなものが多いし。

だから酷い自己嫌悪に陥った時なんかは、眩しすぎるももクロちゃんを見るのが辛いこともありました。

 

一方で杏果ちゃんや彼女の曲の良さは人間らしさ、特に弱さに寄り添ってくれるところ。

推しが決まりました - はじめてのヲタかつ 〜What is ももクロ?〜

「自分はあんな風にはなれないけど、でもできるところまで頑張ろう」みたいな、自分の無力さも肯定してくれる気がするんです。

 

ファン側としては「人間離れ」と「人間らしさ」のギャップを解消すべくももクロの中で奮闘する杏果ちゃんの姿に胸を打たれるのですが、渦中の本人はきっとそれなりに消耗しながら頑張ってくれてたんですよね…

 

 

 

それから、ライブの方向性。

ココロノセンリツはひたすらアーティスティックな雰囲気で、ももクロライブとはかなり違いましたが、これが本来彼女のやりたい活動なんだろうなぁというのがすごく伝わってきました。

あんなにかっこよく歌が歌えて、元々ネタ要員になるのもあまり得意ではないであろう女の子が、同時期にゴリラやら旧石器時代の猿人やらのパートを歌うのはやっぱり辛かったのかな…

 

他の4人は「ももクロ」の中でやりたいことを見つけて、「ももクロ」ごと広げていくイメージがあったけれど、杏果ちゃんは始めからやりたいことが「ももクロ」の外にあるように見えました。

 

 

 

 

私はももクロちゃんを好きになってから早いタイミングでこのギャップを感じたので、杏果ちゃんの卒業についてはそんなに驚きませんでした。

普通の女の子」というのも、大人の事情でそう言わざるを得ないだけで、いずれは否定も明言もしなかったソロ活動を始めるのだろうと悟ったし。

それぞれの目指す道で頑張ってほしいと思っていました。

 

 

 

 

なので、驚いたのはむしろ最後のライブ「ももいろクローバーZ 2018 OPENING 〜新しい青空へ〜」での発言の方。

 

初めのうちは配信を見ながら、4人の悲痛な面持ちに胸が締め付けられながらも、あーりんの「ももクロを辞めてよかったと思うくらい幸せになって欲しい、辞めなきゃよかったと思わせられるよう頑張る」という言葉通りになってほしいと心の底から願っていました。

 

 

でも、杏果ちゃんの「10周年は一緒に迎えられると思ってた」「私は"奇跡の5人"ではなかった」あたりでもう何がなんだか分からなくなってしまって。

あまりの驚きに一瞬で涙がスッと引きました(笑)

 

 

落ち着いて考えれば、辞めるタイミングは彼女1人で決められる問題ではなかった、とか、4人になっても大丈夫、ってことを伝えたかったんだろうなってこととか、ちゃんと理解できたんですけど。

その時はちょっともやもやしていました。

 

 

 

でもそんなもやもやした暗い気持ちを一瞬で吹き飛ばしてくれたのがれにちゃん。

 

 

「ずっとついてこい!!」

 

 

あの日、この言葉にどれだけの人が救われたか。

 

 

 

「1人になってもももクロを続ける」とれにちゃんは言っていたことがあるそうですが、その信念を貫き通せる真っ直ぐで純粋なれにちゃんだからこそ言えた言葉。

れにちゃんがいる限り絶対ももクロは大丈夫だと思いました。

 

 

 

 

あれから2年。

 

 

すっかり4人のももクロちゃんが当たり前になりましたね。

しおりんが「必然の4人」と言っただけあって、大人の美しさを増した今の4人は安定感が半端ない。

ハラハラさせずに、ワクワク・ドキドキさせてくれる今のももクロちゃんが私はとても好きです。

昔は卑屈な自分には眩しすぎたももクロちゃんの輝きにも慣れてきて、今は落ち込んだ日も元気な日もももクロちゃんの曲を聴くようになりました。

 

杏果ちゃんの方は普通の女の子としての幸せを掴み、お休み期間も終えて音楽活動を始めたようで、これからが楽しみですね。

 

双方がそれぞれの望む道でこれからも活躍してくれることを心から願っています。

 

 

 

でも一つだけ。

私はやっぱり杏果ちゃんも合わせて"奇跡の5人"だったと思います。

確かに4人とはタイプは違ったけれど、だからこそ生まれる絶妙なバランスも魅力の1つだったはず。

そして、歌とダンスが上手で芸歴の長い杏果ちゃんが4人にとって大きな存在であり続けたからこそ、雨降って地固まった今のももクロちゃんがいるんじゃないかな…

 

 

 

因みに、今回のブログを書くにあたり、私は2年ぶりに当時のライブ映像をちゃんと見直しました。

Blu-rayは持っていたのですが、配信で見た時に感じた悲壮感がトラウマでなかなか見る勇気が出なくて…

 

あの時無理して笑っているように見えたみんなが、今は心から新しいももクロとしての活動を楽しんでくれているように見えて、とても嬉しいです。

 

 

これからも大変なことはあるかもしれないけど、ずっと幸せでいてくれますように!